プアオーバーでの入れ方を解説!手順・ポイントなど

自宅で気軽に美味しいコーヒーを楽しめる定番の抽出方法「プアオーバー」。手軽な方法である一方、ポイントを押さえることで、コーヒーの風味を最大限に引き出すことができます。

この記事では「プアオーバーの入れ方」をテーマに基本的な手順から、コーヒーをより美味しく入れるためのポイントまで、詳しく解説します。

またあわせてコーヒー好きの方におすすめの最新ツールも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

プアオーバーとは?

アメリカ西海岸から広まったといわれているコーヒーの入れ方「プアオーバー」は日本ではハンドドリップと呼ばれる抽出方法です。

ドリッパーにフィルターをセットし、その上にコーヒー粉を置き、お湯をゆっくりと注ぐことでコーヒーを抽出します。

プアオーバーの特徴は、注ぐお湯の量や速度、温度を自分で調整できる点にあり、それによってコーヒーの味や風味を細かくコントロールすることができるのです。

手軽に始められる一方で、テクニックを磨くことで自分好みのコーヒーを入れられる楽しさもあります。シンプルな道具で本格的な味を楽しめるため、最も一般的で親しまれているコーヒーの入れ方といえます。

プアオーバーでの入れ方

プアオーバーでの入れ方

具体的なプアオーバーでの入れ方を解説します。準備するもの、手順、美味しく入れるためのポイントに分けて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

準備するもの

・ドリッパー

・サーバー

・ペーパーフィルター

・コーヒー豆(中挽き)

・ケトル

手順

まず、ケトルでお湯を沸かします。ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、ドリッパーごとサーバーまたはカップに乗せます。お湯が沸いたらフィルターにお湯をかけて湿らせ、紙のニオイや味を取り除きつつ器具を温めます。そしてお湯を捨ててフィルターをドリッパーにセットし直します。

次に、中挽きにしたコーヒー粉をフィルターに均等に入れ、ドリッパーを軽く振って表面を平らにします。一般的に1杯あたり約10g程度のコーヒー粉を使用します。

そしてケトルでお湯を注いでいきます。まず、少量のお湯を注いでコーヒー粉全体を湿らせ、30秒間蒸らします。この工程は「コーヒーブルーム」と呼ばれ、コーヒー粉の中のガスを放出させるための重要なステップです。

蒸らしが終わったら、円を描くようにゆっくりとお湯を注ぎます。一度に注ぐお湯の量は少しずつにし、注ぎ切ります。

抽出が完了したら、ドリッパーを取り外し、サーバーまたはカップのコーヒーを軽く混ぜます。これで、プアオーバーによる美味しいコーヒーの完成です。

美味しく入れるためのポイント

より美味しくプアオーバーでコーヒーを入れるためには、いくつかのポイントをおさえることが重要です。まず、新鮮なコーヒー豆を使用することが基本で、できる限りコーヒーを入れる直前に豆を挽くのもポイントです。また、豆の挽き具合は中挽きが理想で、粗すぎると味が薄くなり、細かすぎると苦味が強くなります。

コーヒー豆とお湯の量を正確に計量することも大切です。10gのコーヒー粉に対して150ml程度のお湯を使用し、用意できればコーヒースケールを使うと良いでしょう。お湯の温度は92~96℃が理想で、温度が高すぎると苦味が、低すぎると酸味が強くなります。

抽出には蒸らしの工程が欠かせません。先述した通りコーヒー粉全体を湿らせてガスを放出させます。これにより、均一な抽出が可能となります。お湯は、中心から外側に向かって円を描くようにゆっくりと注ぎます。

お湯を注ぐ速度は一定に保ち、一度に少量ずつ注ぎ、2~3分かけてゆっくりと注ぎ切るのが理想です。最後に、抽出が完了したら、サーバーまたはカップのコーヒーを軽く混ぜて均一な味わいにしましょう。

以上がプアオーバーで美味しいコーヒーを入れるためのポイントになります。ぜひご家庭で試してみてください。

スマートコーヒードリッパー「ジーナ」がおすすめ

スマートコーヒードリッパー「ジーナ」がおすすめ

ここまでプアオーバーでのコーヒーの入れ方を解説してきましたが、最後にコーヒー好きの方におすすめの、スマートコーヒードリッパー「ジーナ」を紹介します。

味に変化を加えたり、豆の特性を活かした抽出を再現したいときなど、抽出の自由度を高めたい方におすすめのドリッパーがこのジーナ。従来のドリッパーだと器具における抽出の調整は難しいですが、ジーナならバルブの開閉を利用することで透過と浸漬を一投目と二投目で分けて入湯する組み合わせや、より気軽にできるフレンチプレス(浸漬式)で3分後にバルブを開けて落とす、といったことまで淹れる楽しさが広がるツールです。

正確な蒸らしをコントロールする為に蒸らしの間バルブを閉めておけば物理的にお湯がしっかりと浸かる仕組み。抽出の最初の工程にも活用できる優れもの。豆の量、湯量、抽出量をリアルタイムに見ながらドリップできるスケール機能は、ドリップをよりスマートに、そして従来と同じ感覚的に使っていただけるツールです。

1つのセットで3種類の入れ方を楽しめるジーナは、コーヒー好きの方におすすめでぜひ試していただきたいツールになりますので、興味がございましたらぜひ詳細をご覧ください。

>>「ジーナ」の詳細はこちら

美味しいコーヒーを入れるなら

美味しいコーヒーを入れるなら

この記事では「プアオーバーでの入れ方」をテーマに入れ方の手順や、美味しく入れるためのポイントなどを解説しました。

またあわせて最新のおすすめのツールとして、スマートコーヒードリッパー「ジーナ」も紹介させていただきました。

プアオーバーだけでなく、気軽にイマージョンや、コールドブリューが楽しめるコーヒーツールですので、もし興味がございましたらぜひ詳細をご覧ください。