普段コーヒーをドリップして飲んでいるけど、さらに美味しいコーヒーを淹れてみたいと思っていませんか。

コーヒー豆の選び方や抽出する際に使用する水、淹れ方の見直しなどでさらに美味しいコーヒーを楽しめます。

この記事では、美味しいコーヒーを淹れるためのこだわりポイントを紹介します。

美味しいコーヒーを淹れるためのポイントを知れば、さらにコーヒーを楽しめたり、ワンランクアップした美味しいコーヒーを味わえるようになりますよ。

【美味しいコーヒーの淹れ方】こだわりポイントを解説

 

美味しいコーヒーを淹れるために、こだわりたいポイントは5点あります。

  •  豆の選び方
  •  豆の挽き方
  •  水の選び方
  •  カップの選び方
  •  淹れ方

 

淹れ方のほかに豆や水などの素材、コーヒーを入れるためのカップによっても、コーヒーの味わいや楽しみ方は広がります。

コーヒーにもっとこだわりたいという人は、参考にしてくださいね。順番に解説していきます。

 

〈ポイント1:豆の選び方〉

 

1つめのポイントは、豆の選び方です。コーヒー豆を選ぶ際は、下記の3点に注目しましょう。

  • 生産国
  • 生産処理方法
  • 品種

 

コーヒー豆にはさまざまな種類があり、生産処理の方法もそれぞれ違います。種類や生産処理の方法が違えば、コーヒーの味わいや香りへ影響するのです。

上記3点について、選び方を詳しく解説していきます。

 

生産国

コーヒー豆が生産される国によって、味わいは変化します。コーヒー豆が栽培される環境が変化するからです。

生産国が同じコーヒー豆でもまったく同じ味わいにはなりませんが、味わいの傾向を知ることができます。

生産国による味わいの傾向は、以下のとおりです。

生産地域

生産国

味わいの傾向

南米

コロンビア、ブラジル

甘味と酸味のバランス

中米

パナマ、ホンジュラス

フルーティーな酸味

アジア

フィリピン、インドネシア

重厚なコクと苦味

アフリカ

タンザニア、ルワンダ

キレのある酸味

生産国の傾向から、自身が好みの味わいを見つけてみてくださいね。

 

生産処理方法

生産処理方法によっても、味わいは変化します。生産処理とはコーヒー豆を、コーヒーチェリーと呼ばれるコーヒーの実から取り出す作業のことです。

生産処理は大きく分けて下記の3種類があり、それぞれの方法で味わいの傾向は異なります。

生産処理名

方法

味わいの特徴

ナチュラル

天日干し乾燥

浅煎り:キレのある酸味

深煎り:コクがある

ウォッシュド

水洗後に乾燥

浅煎り:すっきり

深煎り:まろやか

ハニープロセス

ウォッシュドと同様だが、ミューシレージと呼ばれるコーヒーチェリー由来の粘液を残して乾燥させる

浅煎り:ややすっきり

深煎り:ややコクがある

コーヒー豆を選ぶ際は、生産処理方法にも注目してみましょう。

 

品種

コーヒー豆には下記の2種類があり、それぞれ主な用途が異なります。

  • カネフォラ:業務用や缶コーヒー
  • アラビカ:スペシャルティコーヒー

 

カネフォラ種は、主にインスタントや缶コーヒーなどに使用されています。栽培において害虫や病害に強いため、安定的に生産できます。

品質はアラビカ種に劣り、味わいに起伏がなく、苦味が強いことが特徴です。

アラビカ種は、主にスペシャルティコーヒーに使用されています。香りや味わいが優れており、高品質なコーヒー豆です。

アラビカ種にはさまざまな種類があり、ゲイシャやティピカ、ブルボンなどがあります。

コーヒー豆はゲイシャやティピカなどの、高品質なアラビカ種を選ぶとよいでしょう。

 

〈ポイント2:豆の挽き方〉

 

2つめのポイントは、豆の挽き方です。豆の挽き方によって、コーヒーの濃度感が変化します。

細かく挽けば濃度感の高いコクやキレのある味わいに、粗く挽けば濃度感の低いまろやかさやすっきりとした味わいになります。

豆の挽き方を固定している人は、好みの濃度感によって豆の挽き方を調整してみましょう。

 

〈ポイント3:水の選び方〉

 

3つめのポイントは、水の選び方です。

コーヒーを美味しく味わえる水は、硬度が30〜50mgの軟水です。

水に含まれるミネラルが、コーヒーの濃度感やフレーバーを引き出します。しかしミネラルが多すぎても少なすぎても、味わいは効率よく抽出されません。

コーヒーの抽出には、硬度が30〜50㎎の軟水を使用して、コーヒーが本来もつ美味しさを引き出しましょう。

 

〈ポイント4:カップの選び方〉

 

4つめのポイントは、カップの選び方です。カップの種類や形状によって、コーヒーの味わいの感じ方が変わります。

カップの形状や飲み口の厚さによって、舌にコーヒーの当たる場所が変わるからです。舌には苦味や酸味などの味覚を感じやすい場所があります。

  • 舌の奥:苦味
  • 舌の横:酸味
  • 舌の先:甘味

 

またカップの飲み口や、形状による味わいの感じ方は以下のとおりです。

・飲み口が薄い

・カップが丸みを帯びている

苦味やボディを感じやすい

・飲み口が厚い

・カップが細長い

酸味や香りを感じやすい

 

〈ポイント5:淹れ方〉

 

5つめのポイントは、淹れ方です。淹れ方のポイントは、下記の3点です。

  • お湯の温度
  • 蒸らしは45秒~1分
  • 注湯後はドリッパーを揺する

 

順番に淹れ方のポイントを解説していきます。

 

お湯の温度

お湯の温度は、焙煎度合いによって設定を変えましょう。コーヒー豆の焙煎度合いによって、お湯の温度の伝わり方が変わるからです。

具体的には、以下のような温度設定にするとよいでしょう。

  • 浅煎り:94~96℃
  • 中煎り:92℃
  • 深煎り:88~90℃

 

浅煎りの豆は熱が伝わりにくいので、高めの温度設定でコーヒー豆が本来もつ味わいを引き出しましょう。

一方で深煎りの豆は、熱が伝わりやすいので低めの温度設定で抽出をおこないましょう。

高めでの温度設定で抽出すると、コーヒー豆の成分が出過ぎてしまい、雑味の原因となるからです。

 

蒸らしは45秒~1分

蒸らしは45秒~1分とりましょう。十分に蒸らし時間をとることで、コーヒーを抽出する際に効率良くコーヒー豆の成分を出せるからです。

蒸らしは、コーヒーを効率良く抽出する準備と考えましょう。

 

注湯後はドリッパーを揺する

注湯後はドリッパーを揺すりましょう。ドリッパーを揺することで、お湯がまんべんなくコーヒー粉へ行き渡ります。

お湯がコーヒー粉の全体に行き渡れば、お湯とコーヒー粉が十分に接触して効率のよい抽出ができるからです。

 

こだわりのコーヒーを淹れるならGINA

こだわりのコーヒーを淹れたい人は「GINA」がおすすめです。GINAはコーヒーを淹れるために必要な下記の道具がセットになっています。

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  • スケール
  • サーバー

 

またGINAの特徴は下記の4点です。

  • GINA(コーヒーメーカー)とアプリを連携
  • スケールの重量がスマホに転送
  • ドリッパー下のバルブで抽出時間を調整できる
  • 世界中のGINAユーザーとレシピを共有できるので、他ユーザーのおすすめレシピを再現できる

 

GINAはお湯を淹れるタイミングや、コーヒー豆とお湯の量をスマホへ転送してくれるので、スケールの役割も果たしています。

淹れたいコーヒーの量に必要なコーヒー粉、お湯の量も計算してくれますよ。

またドリッパーの下にバルブが付いているので、注いだお湯がコーヒー粉と接触する時間を調整できます。

特に蒸らしでは、コーヒー粉全体にお湯を行き渡らせることが重要です。蒸らしの際にバルブを閉めれば、コーヒーを効率良く抽出できるでしょう。

世界中のGINAユーザーとレシピを共有し、自身のスマホで他ユーザーのレシピを読み込みこんで、すぐに再現することもできます。

GINAを使えば、こだわりのコーヒーを淹れらるでしょう。気になる人は、ぜひ覗いてみてくださいね。

GINAの詳細はこち

 

美味しいコーヒーを淹れるためのこだわりポイントをチェック


美味しいコーヒーを淹れるためには、コーヒー豆や水の品質、挽き方、カップにこだわりましょう。

1つこだわるだけでも、コーヒーの味わいは大きく変わります。またコーヒーと向き合う楽しさも増えるでしょう。

今回紹介した記事を参考に、こだわりの美味しいコーヒーを淹れてみてくださいね。こだわりを追求する人には「GINA」もおすすめです。

GINAは自身のコーヒーの世界を広げてくれます。コーヒーにこだわりをもっている人は、GINAの使用を検討してみましょう。